新興国通貨、コロナで明暗 アジア堅調・資源国低迷

2020年の新興国通貨の相場は新型コロナウイルスの影響の大きさで明暗が分かれた。コロナの打撃が比較的小さかった中国や東南アジアの通貨は買われやすかった。ただコロナの被害の大きい国や資源国の通貨は大きく下落し、経済を不安定にさせている。 中国は新型コロナの発生源とされ、年前半は人民元が売られやすかった。金融市場でのドルの逼迫も相まって、5月には1ドル=7.1元台と19年の安値に迫った。ただ、年後半に …
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