「警戒的な楽観主義」のとき バイデン政権迎える世界 本社コメンテーター 菅野幹雄

複合危機の年から視界不良の年へ。バイデン次期米大統領という新リーダーを迎える世界は新型コロナウイルスが経済と社会に刻んだ傷の修復に苦しむ。「どうせ困難だろう」という悲観論が根強いが、見方を変えればいまは変革の好機そのものだ。2021年は「警戒的な楽観主義(cautious optimism)」が問われる。 20年は散々な一年だった。約100年ぶりのパンデミック(世界的大流行)は170万人の命を奪… …
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