最低賃金「5%未満」の引き上げ率、にじむ政権との間合い

最低賃金の目安は最後は「政権との間合い」で決まる。2026年度の議論を振り返ると、こんな実態が改めて浮き彫りになる。「最終局面で譲れない一線として公益委員に申し上げた水準は5%だった」。連合の仁平章副事務局長は7月29日の記者会見で明かした。中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)は前日の28日、26年度の目安を全国加重平均で1176円と前年度から4.9%引き上げると決めた。仁平氏は労働者側 …